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ひたすら情報皆無の音楽レビュー

minor threat discography

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minor threat…
USハードコア好きな人には定番なバンドです。
minor threatからハードコア大海原に出航した人も多いはず。
イアンマッケイ、ストレートエッジ、ジャケットデザイン、ディスコード等々、キーワードがたくさんあります。
まあ、検索したらよいでしょう。

ハードコアという音楽にご縁なく初めて聴いたとき、全部同じ曲かなと思うでしょう。私も思いました。違います。

私の場合、minor threatの後にイアンマッケイが結成したfugaziを先に聴いてから遡ったクチです。
当時、高校生だった私はタワーレコードに「tower guide to punk」(?だったかな?)という無料配布ガイド本みたいのがあり、けっこうマニアックなバンドがずらりと紹介されていました。(今もこんなんあったら、面白いかもね。)

本当はパンク天国というもっと詳しく紹介されたガイド本を探してたのですが、見つからずでした。

そんな時にそれを見て、音源を探す毎日でした。タワーレコードが紹介してんのに、全く在庫ないバンドとかたくさんありました。

その中にfugaziを見つけて、これまた大名盤「13songs」という編集盤?(ガイド本には「red medicine」が紹介)となぜかzazen boysの一枚目のアルバムを購入しました。
自転車で帰宅途中、火事を目撃してめちゃ熱かったのを覚えています。

まあ、一曲目の「waiting room」は最高にかっこよく、衝撃でしたわ。zazen boysもよかったです。
Fugazi-Waiting room
https://m.youtube.com/watch?v=cMOAXm94VWo

ZAZEN BOYS - ZAZEN BOYS
https://m.youtube.com/watch?v=zpQjsti4XVk

fugaziについてはまた、レビューしますが、それからイアンマッケイの軌跡をたどり、minor threatに遡るわけですわ。

それでminor threat。
fugaziの片鱗があるかなと聴いたら、面くらい正直「あっ、こんなんなんだ…」っていう感じでした。
ただ、なんとなくリピートしていると、「これはすこしかっこいいのではないか」という思考に至りました。
最初に聴いた楽曲のぼやけた印象から、輪郭が出てきて、形状が見えてきたのです。
これはかっこいいと。
それから、当分毎日聴いてましたとさ。
今でも2、3ヶ月に一回は聴いちゃいます。

それから、ざっとUSオールドスクールのハードコアを探る旅をしましたが、自分の中で基本になってしまい、最終的に「やっぱりminor threatですわあ」と帰ってきます。

イアンマッケイに注目されがちですが、個人的にギターのライルプレスラーの音がかっこいいです。汚くて、太い音で最高です。
ブライアンベイカーがベースの時ね。

今のバンドとは録音も音質も違うし、聴きにくいかもしれないけど、それ以上の熱量が感じれます。当時のハードコア名盤全般で言えますが。


まあ、何回聴いてもわかんなかったら、ご縁がなかったということね!

この曲好きです。
Small Man, Big Mouth
https://m.youtube.com/watch?v=QfBwNqSKVTY