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ひたすら情報皆無の音楽レビュー

Extreme

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Extreme

ギターヒーローNuno Bettencourtがいるバンド。
1985~1996年まで活動して、再結成。現在も活動。

LAメタル全盛期?くらいにボストンから現れたんですが、まあ初期はLAメタルと共通な派手な楽曲。ファンクメタルってジャンルも生み出しました。
関係ないけど、Suicidal TendenciesのメンバーがしているInfectious Groovesもファンクメタルよね。

‥まあ、Nuno Bettencourtのギターが引っ張りまくる。

2nd「Pornograffitti」より「More Than Words」が大ヒット。一躍有名になったんですが、その頃は90年で派手なハードロックの流行も落ち着き出す頃。
92年に3rd「III Sides to Every Story」。壮大なアルバムを出しますが、グランジブームの煽りがきました。
4th「Waiting for the Punchline」でがっつりグランジ感出してしまい、メンバーもファンも離れてしまったのか、ほどなく解体。
というタイミングが悪かったバンドです。
その後、ボーカルGary CheroneはVan Halenへ加入。

こう書くと、微妙な印象を与えるが、2nd以降はどのアルバムも完成度が高くて素晴らしいです。
特に当時、評価の厳しかった4th「Waiting for the Punchline」は個人的に大名盤です。
完全に従来のExtremeを置き去りにしてますが、単純に曲がかっこいい。まじで。
Nuno Bettencourtのギターもキレキレです。
数曲スーパードラマーMike Manginiが参加。
Led Zeppelin等のハードロック、グランジも参考にしつつ、消化させたハードロックアルバムです。
これは再評価されるべき作品ですな。まじで。

Nunoのギタープレイはやっぱり、リズミカルなリフ・バッキングとメロディックな速弾きです。(メロディックって言ってもネオクラシカルじゃないよ。)
その後にNUNO名義で「Schizophonic」、
Mourning Widowsで2枚アルバム出してますが、これらもめちゃ良かったです。
やはり、オルタナ寄りな作風になってますが、切ないメロディが切ない。
「Schizophonic」の「Crave」なんかもろNIRVANA意識(lithium?)しちゃってPV(Heart-Shaped Box?)とか赤面ものですが、楽曲は良いんですよ。
流行にのった雰囲気で、前置きするといろいろ不安になっちゃいそうですが、楽曲は純粋に良い。っていう奇跡?(言い過ぎ)のアルバム。
個人的にMourning WidowsまではNunoのメロディセンスが冴えてると思います。ギタープレイもキレキレ。
あっ、Population1も歌に重点を置いてて、よかったですう。

偏見なしで聴いてみてね。



Nuno Bettencourt - Crave
https://m.youtube.com/watch?v=KHgR1IFSlr4

Nuno Bettencourt - Fine by me
https://m.youtube.com/watch?v=xQp88WRYwmU

There Is No God
https://m.youtube.com/watch?v=GvVVefz8kX4

Too late
https://m.youtube.com/watch?v=eeUr7lZG0fg