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ひたすら情報皆無の音楽レビュー

beat happening

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beat happening…

Krecordsの創始者、キャルビンジョンソンがしていたオリンピアのバンドです。
1982年結成とのことでハードコアシーンが賑わっていた中で、真逆なバンドしています。
今で言うとインディーロック?かな。

スカスカで下手っぴで最高です。
タワーレコードのワゴンに300円で売ってました。
バンド名をなんとなく聞いたことあるなあと思い、安いし買って聴いたら、「なんだあ?こりゃ」って感じ。
その時は大学生でいろんな音源漁り、音楽聴いた気になってました。なので多少ヘンテコでも受け入れる耐性?みたいのはあったかなと思ってました。

予想以上の肩透かしでしたなあ。
メロディがあり、楽曲自体は変ではないんですが、初めて聴いた時のスカスカ感は悪い意味で衝撃でした。
「うん、こんなんのもあるよね」くらいなスカした感想で棚に眠ってしまいました。

けっこう時間を経て偶然、youtubeでbeat happeningのライブ映像を見ていると、棚から引っ張り出してもう一回聴いてみようと思いました。
すると、いつの間にか他のアルバムも集め出していました。
なんかすごく良く聴こえる。後になって新鮮に感じることってありますよねえ。

まあ、最初に聴いたのが1枚目っていうのがいかんかったかのお。特に序盤がガタガタ下手っぴな印象です。
2枚目以降からしっかりしていきます。

今じゃあ、よくありそうなサウンドなんですが何が違うかというと、所謂ローファイな雰囲気と低い声を生かした?ボーカルとメロディかなあ。
後期になるとギターの音がめちゃ気持ちいい。
このローファイ感に慣れると、単純に曲の良さを理解できました。
それから、空前のローファイ音源ブームが来て(自分の脳内で)、数年は色々音源探しましたのお。(しみじみ)

microphones、guided by voices3Ds、the
cleanとか色々探した挙げ句、pavement最高ってなりましたわ。結局かい!!(指さしながら、ターちゃん風に)

脱線してニュージーランドのflying nun recordsはローファイ好きなら、要チェックな優良レーベルです。オーストラリアにこんなのがあったのか!(驚愕)


…まあ、とにかく技術が全くないけど、自分ができるアイデアを最大限に生かした音楽ってやつかな。
後のhalo benders、dub narcotic sound system、ソロ作、hive dwellersとか聴くとやっぱりセンスあるなあと感じます。
また、K recordsのリリースも良バンドたくさんあるし、イアン(fugazi等)のdischordレーベルと趣違えど、経営者がずっとかっこいい音源を出しているのは共通してますなあ。


なんか色々紐付けしてしまい、いつも空っぽな文章になっちゃうなあ!けど、絶対に頑張らないよ!

Beat Happening - Foggy Eyes
1枚目で一番しっかりしてる曲
https://m.youtube.com/watch?v=8YiWF5RULIc

The Hive Dwellers - "Get In"
https://m.youtube.com/watch?v=tJDSDpqDO7o

Dub Narcotic Sound System ft. Lois - Ship To Shore
超名曲
https://m.youtube.com/watch?v=jWhmZ3CPSsw