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ひたすら情報皆無の音楽レビュー

bill orcutt

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元harry pussyのギタリスト。
現在はソロを中心に活動してる?人です。
loren connorsとかな音楽が好きな人には有名かな…?
よくわかんねえけど。

四弦のみにしたギターでかなりぶっ壊れたフレーズ弾くかと思いきや、繊細な音も出しつつ、やっぱり根底はぶっ壊れた感じで最高です。
折れたアコースティックギターを修理・改造して割れたような音を出してます。
即興で弾いたり、昔の定番曲をカバーしたりとしてます。
また、テレキャスターをリバーブかけながら弾く音はため息が出て「まあ、キレイ~」とか言うてしまいますがな。

要所で速弾きぶっ壊れフレーズが飛び出すとこもクレイジーですなあ。
ただ、ギタートーンがすごく良くて何を弾いても聴ける不思議です。決してノイズ的なアプローチではない。


フリーな演奏でよく批判されるのが、「適当」、「俺でもできる」等かなあ。あと、演奏内容に説明が必要だったり、演奏者に知名度や音楽的なバックグラウンドがないと理解されづらいとか。
方法論(それが新しいかもわからん)だけ先行して、本当によくわからん難解な演奏を聴いたりしますが、中には感覚的に「さっぱりわからんが、なんかすごい」ってポジティブな印象を受けることもありますがな。
特に即興演奏はセンスが滲み出るものかもしれませんなあ。
まあ、あんまり詳しくねえけど。

bill orcuttは独特で芯のある音を出す人だと感じます。(妄想)
あと、割とというかけっこう聴きやすいかと思う。
どんどん音源出してくれえ!(また、再発願い)

Bill Orcutt - "The World Without Me" [official video]
https://m.youtube.com/watch?v=6nEKbN4GeMQ

Bill Orcutt - A New Way To Pay Old Debts (Full Album)
https://m.youtube.com/watch?v=U9bDkIwOdps

Recorded in Miami 1989​-​1991 Watt
https://billorcutt.bandcamp.com/album/recorded-in-miami-1989-1991